屋根を、家を、家族を守る。鶴弥の防災瓦

鶴弥の瓦は全て地震や台風などの自然災害に強い防災瓦です。瓦同士をかみ合わせる構造により地震や台風に負けない固定力を生み出します。
現在の引っ掛け桟葺き工法では、瓦の下に粘土を敷く土葺き工法と比較して半分以下の重量です。スーパートライ110サンレイのように瓦本体の軽量化やフリーエアーロールのように棟部の軽量化など、様々なアプローチで屋根の軽量化を実現。
安心、安全な屋根づくりをお約束します。



瓦同士をがっちりロック


 

F形防災瓦のスーパートライ110は、下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロックをがっちりと押さえ込むため優れた耐風性能を発揮することが出来ます。愛知県三河窯業試験場で行った耐風圧性能試験にて、「瓦屋根標準設計施工ガイドライン」にもとづいた数々の試験を行い、強さも証明されています。


振動実験

独立行政法人都市再生機構の三次元振動台にて試験を実施。阪神大震災の地震波においても瓦のずれ、破損、脱落はなく震度7クラスの地震でも脱落しない事が証明されました。鶴弥の防災瓦は、震度7クラスの大地震でも瓦同士のかみ合わせ構造により強い耐震性を発揮します。


「重い屋根=耐震性が低い」という誤解

世界でも有数の地震大国、日本。ひとたび大地震が発生すれば、その被害は計り知れません。倒壊した家屋、散乱した瓦。こうしたシーンがTV画面に何度も映し出されることで、いつしか「瓦屋根の住宅は屋根が重いので地震に弱い」といった間違った風評が広がってしまいました。しかし「住宅がなぜ倒壊したのか」、その原因究明が進むにつれ、実は倒壊の主因は「屋根の重さではなく、建物そのもの(柱、土台、壁など)にある」ことが明らかになっています。
今から30年以上前の建物の構造は現在の基準では強度が足りていないものが多く、またそのような古い家の屋根は、そのほとんどが瓦屋根です。そのため、地震の被害は必然的に瓦屋根の被害が多くなっているのです。
地震被害の真相は、瓦が重いから被害が発生しているのではなく、建物の構造の強度不足により被害が発生しているといえるのです。

地震による家屋への被害発生要因

  • 軟弱な地盤
  • 構造躯体部の強度不足
  • 家屋の形状、バランスの悪さ

地震被害にあった住宅の傾向

  • おおむね築50年以上の住宅に集中
  • 軽い屋根の住宅も被害
  • (築50年以上経過していた被害住宅446棟のうち、金属屋根やスレート屋根など、いわゆる「軽い屋根」の住宅も9%含まれていました。)

耐震実験

この写真は昭和50年(1975年)に建てられた物件を耐震補強ありと補強なしを実物件で比較した耐震実験です。
耐震補強を行うことで昭和56年(1981年)以前に建てられた物件も新耐震基準レベルまで耐震強度を上げられることが実証されました。この試験で使用している瓦は鶴弥の防災瓦です。倒壊するほどの衝撃が発生しても鶴弥の防災瓦は、ずれや破損、脱落もなく、安心、安全な耐震性能性も実証されました。


愛知県陶器瓦工業組合の発行する「KAWARA(耐震版)」を下記よりダウンロード頂けます。


PDF(3.7MB)


耐風性能


耐風圧性能試験

F形防災瓦スーパートライ110は、下の瓦のハイパーアームが上の瓦のアンダーロックをがっちりと押さえ込むため耐風性能が発揮されます。台風時などの強風に威力を発揮するオリジナルな工夫です。
鶴弥の防災瓦(エーススーパートライ110)は、愛知県三河窯業試験場で行った『瓦屋根標準設計施工ガイドライン』に基づいた耐風圧性能試験にて、強さも証明されています。


防水性能

吸水テスト(設計士のための三州瓦マニュアルより)

各試料を110℃の乾燥機内に24時間以上おいた後、水温15〜25℃の清水中に24時間以上浸して吸水率を調査。その結果、三州瓦の吸水率はJIS規格で定められた12%以下を大きく下回る5.8%という、優れた吸水率を確認しました。また、施工時には、滑らかな陶器質表面と、流れ落ちの良い瓦形状による相乗効果で、優れた防水性を発揮します。

漏水テスト

当社製品は設計開発時に愛知県三河窯業試験場にて漏水試験(圧力箱試験)を実施しています。最も厳しい条件である降水量240mm/h、圧力1470hPa(風速49m/秒)で検証し、安心な防水性能をお届けします。


漏水試験(圧力箱試験)

防水実験

防水実験




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